
SDA王滝winter 42km→24km 当日編 ’17.11.19
|Posted:2017/11/23 23:18|Category : 自転車/イベント|
2017年11月19日 日曜日 晴れのち曇り、ときどき雪
外は氷点下であろう王滝村で車中泊。
氷点下対応シュラフのおかげでぐっすり熟睡。寒さは感じず。
スキー場での車中泊は時々寒くて目が覚めてたから、やっぱりスキー場の夜ほど寒くないのね
4時きっかり起床。行動開始。
予定では1時間で準備して、5時にスタート地点に向けて出発、のつもり。
レーススタート時刻は7時、42kmスタート地点まで11kmの距離を自走しなくてはならない
外はもちろん夜明け前の真っ暗。そして昨晩と比べ物にならないくらい寒い・・・
でも、空は満天の星!!! すっごーーーーぃ。感動。
トイレを済ませて、おはぎ2個食べて、コーヒー飲んで、日焼け止め化粧して、着替えて、
ハイドレーションとボトル準備、バイク準備・・・
1時間ではここまで準備しきれず。 これだけの準備に1時間半はみとかなきゃいかんな・・・
予定より40分遅れの5時40分にスタート地点へ向けて自走出発。
それでもまだ真っ暗。
走り出して、体はさほど寒くないけど、やっぱり冷たくなるのは指先、足先。
ウィンドストッパーのグローブだけでは指先が痛くなる、
メリノウール靴下とトゥカバーだけでは足先冷たい・・・
本当はスキーの時に使うインナー手袋(モンベル ジオラインの薄手の手袋)と、足指サック(保温用)を
持っていかなきゃ、と思っていたのに 忘れてきたのが失敗・・・
じっとハンドル握ってるだけだと、どんどん指が痛くなるので、
手をグーパーグーパーしながら走る。
そうそう、自走区間でのビックリ!だったこと。
途中まだ暗闇の中、前を行くバイクに追いついた時のこと。
追い越し様、ぇえ?!?! 前輪がない!!!
まるで、人の足がない!幽霊?!か?みたいに驚いて
思わず「ひゃあー?!」と 素っ頓狂な声を上げてしまう。
なんと、前輪がないのではなくて一輪車! マジで?マジで?まじで?
これで、あのオフロードを?上り下りを行くの??? と なおビックリ。
あとで調べたら、一輪車で出走してる人、いつも数人いるらしいんですねーー
普通にMTBで完走するだけでも大変なコースだと思うのに、すごい人たちってまだまだいるなぁ。
スタート地点までの自走中に夜が明ける。
6時20分ごろ、スタート地点に到着。
スタート40分前なので、もうスタート列最後尾かと思いきや、まだ20人ほどの並び。
思っていたよりずっと前方に並べた・・・
ここで さらに事前補給。
サンドイッチ2切れ、チーズケーキ、パワーバーのチョコウェハース半分、野菜スムージー
スタート10分前に 自走区間に着ていたユニクロのウルトラダウンジャケットは脱ぐ。
参加者100人以上はいるかなー?
今回、寒波接近で各部門ともコース変更。
100km、120kmは松原スポーツ公園をスタートした後、1周回18kmを5周回する周回コース。足切りタイムあり。
42kmは 滝越〜国民の森〜周回コース合流してのゴールの24km。制限時間3時間。
スタート前MCのお姉さんから
「コースの一部に積雪、凍結があるそうなので、十分気をつけて・・・」とのアナウンスがある。
私の頭の中では、なぜか「コースの一部」=「道の一部」に変換・・・(汗;)
道の一部に雪や凍ってるところはあるけど、そこを避けて走ればずっと地面の上を走れるもの、と思っていた。
7時ちょうど、スタート。 スタート時の気温はマイナス3℃。
1kmほどのパレード走行後、リアルスタート。
コース短縮で距離が短くなったせいか、
前回よりもパレード走行区間でグイグイ前に出てくる人が多くて、少しビビる。
パレード走行区間で鉄人から少し離れてしまって、リアルスタート。
すぐに上り区間。しばらくアスファルト上だけど、満載の落ち葉。
落ち葉は凍っているらしく、落ち葉を踏むとカサカサでなくてカリカリ・・・
上りのままオフロード。すでに鉄人の姿は全くなし。 寒ければ寒いほど上りは速くなる鉄人(汗;)
少しペースを上げて上りたい。
けど、前、横、後ろと近くに人がいて、ちょっと蓋されちゃった状態。
普通だったらパスしていこうかな?と思うところだけど、地面の土が凍っているので、
周囲に迷惑をかけずラインを変えてパスできるか自信がない・・・
無理せず、安全にいこう、と 前の人にしばしおとなしく付いていく。
どんどん上っていくと地面が薄っすら白くなり・・・
そして、気がついたら目の前が全部真っ白。路面、辺りの風景、全部が銀世界。
えーー? コースの一部(道の一部)だけ雪じゃなかったのーー???
コース全体の一部コースは雪、凍結、で 間違いありませんww
積雪5〜6センチくらいの路面を進む。
いやぁーー これって もしかして初のスノーライド?!?!ヽ(≧∀≦)ノ
滑るけど、フラフラしてるけど、楽しいーーー!
な〜んて、嬉しくてニソニソしながら上っていたら、前方の路肩に停車中の鉄人の姿。
「そこー、滑るよ! 降りた方がいいよ!」と。
緩い上りのカーブ、どうやら積雪の下がアイスバーン。
鉄人、そこに思いっきり突っ込んで大転倒したらしい。 レーパンが少し破れていた
それにビビってすっかり意気消沈、レースモードも吹っ飛んで私を待っていたらしい。
まだまだ続く上りの雪道。
なんだか変速がおかしい。
手がかじかんでいて指に力が入らないせいかなーと思って、
手のひらで変速レバーを押してみたりするけど ギアがうまく変わらない。
いやー?これって、もしかしてディレイラーが凍ってたりする??
そして、全然飲みたくはなかったけど、義務的にハイドレーションの飲料を飲もうと
ホースを口にしたら・・・ 出てきたのはシャーベット!ビックリ。凍ってる、やっぱり。
けど、体は全く寒くなく(暑くもなく)、指先は冷たかったけど、足先は大丈夫。
ウェアリングはちょうどよかったなーと思いつつ。
積雪量が10センチくらいになったかなーというあたりで、下り区間へ。
うそーーこのまま雪道をダウンヒルかーー 当然だけど。
前ブレーキは握らないよう、慎重に慎重に下る。 あまりにもゆっくりでバンバン後ろから抜かれるw
遠目に冠雪の御嶽山が見える。この辺りは手つかずの自然が満載、絶景。感動。
と、また前で 鉄人、滑って転倒ー 積雪の下にあるアイスバーンは わかんないから恐怖w
それを避けようとして自分も ツルーン、横滑り、転倒。
後ろから勢いよく突っ込んできた人がすぐ横で転倒。
なんだかコケても笑ってしまうのは 雪上のせいか?ww
その後も道幅いっぱい一面アイスバーンの箇所も。数十メートル、押し歩きでそろそろと下る。
歩いていても滑って転ぶ。 自転車とともに滑り落ちていく人も(汗;)
走行中の写真は1枚も撮影できなかったので、雪景色のコースの様子、雄大な絶景は、
こちらの参加者さんのブログで。
積雪区間を通過して残り10km強。
もう積雪はないけれど、ぬかるんだ箇所と凍ってる箇所が混在する土や石ころ路面。
あとは長い上り、下り区間はなくて、
アップダウンを繰り返しながら徐々に標高が下がっていく筈。
淡々と走って、ゴール手前の数キロ下りでは バンバン抜かれて(笑)
ゴール近くまで戻ってきたら、
日差しがあったかくて終わりがけの紅葉があって晩秋の様相。さっきまでの冬景色が嘘のよう。
9時少し前、無事ゴール! あーー楽しかった!
あれだけの積雪、凍結路を走るとは思っていなかったけど、
長い上り下りは1箇所だけ、距離も24kmというのはあっという間な感じで
コースプロフィール自体は優しいコースだったのかなー、という感じ。
もうちょっと走りたかったなー。
リザルト見ると、42km部門は実際、DNFや制限時間オーバーはゼロ?
逆に、コース変更で難度が上がったのは100km/120km部門。
脚切りDNFも多くて、完走者はたった45人だったらしい・・・ 完走率30%いかない?
ゴール地点から松原スポーツ公園まで数キロ?自走で戻る。
時刻はまだ9時前。
なんだか早くに終わっちゃったなぁ。
でもこれでゆっくり温泉入って美味しいもの食べて帰れるぞ♪
でも その前にバイクの後片付け・・・
ドロドロ・・・というか、泥が凍りついてる(汗;) なんだか鍾乳洞のようw
フレームのひっくり返すと・・・

小さなツララが できていた(驚)
いやーやっぱり氷点下ライドだったんだなぁ。
自転車片付けて、着替えて、リザルトを確認しにメイン会場へ。

地元のお母さんたちが大鍋に豚汁を作ってくださって振舞ってくれてた。
冬のSDA王滝ならでは、のことかな?
もうむちゃくちゃ美味しい・・・あったまる。
あぁ、そういえばリザルト。
今回も コケず怪我せず完走目標、雪道は慎重に走っていたので
タイムや順位はあまり気にしてなかったけど、
全体の3分の1くらいでゴールしていた模様。
出走人数が少ない女子では表彰していただける順位に。
表彰していただけることは幸せなことなんだけど。


ゴールしたのが9時で、レース終了が10時で、表彰式がこの時間、というのは
正直ちょっと辛かった。2時間以上することがなくて待ちぼうけ。
寒いし、雪はちらつくし、お腹が空くし。
何度も 「もう帰っちゃおうかー」って思う。
でも、こーゆーお腹空き状態で待ちぼうけ時間って、いかんですねー
鉄人の「(私に)合わせて走ってるのに、どーして付いて上ってこれんの?」発言で険悪状態に。
レースモードで走りたかったのに 雪道でひどくコケて気持ち凹んだ鉄人と
初のスノーライド、楽しかったー、無事完走できてよかったーーの私との間に なんだか温度差あり。
そんなこんなあって、ビミョーな気分で表彰台。

王滝村を後にしたのは、もう14時過ぎ。
帰宅があまり遅くなれないので、温泉はあきらめて とにかくお腹だけは満たしたい。
お腹空いてると ろくなことないので。
帰宅途中の道の駅で遅い昼ご飯。
お蕎麦とすごく迷って、でもやっぱりガッツリ食べたくて ボリューム満点の山賊焼き定食。

鉄人がオーダーしたW丼(ソースカツと山賊焼き)

お腹が満たされて やっと気分が落ち着いた、かな。
その後にも もう一波乱あったけど。
24kmの距離では やりきった感が少ないのが 険悪ムードを助長させる原因だったかも、お互いに。
なんだかんだ言っても、やっぱりMTBって面白いし、カッコいいし。
そして、SDA王滝、走ってる時はきっついなーって思うけど、
終わるとまたチャレンジしたくなる。中毒性あるなぁ(笑)
それに 王滝村とか御嶽山には思い入れがあるってのもあるかな?
まもなくスキーシーズンで通います。
冬のSDA王滝は最初で最後の可能性高いので、
この貴重な機会に出走できてよかったなーと。
この冬もぼちぼち走り込んで、来年春の王滝につなげたいなー 頑張ります。
今日の記録(GIANT FATHOM1)
距離23.66km (+11.3km*自走分)
移動時間1時間55分
高度上昇値691m
(標高1058〜1468m)
平均気温マイナス5℃(マイナス8〜マイナス3℃)
消費カロリー669C
装備、補給の備忘録。
距離24km(+11km) 時間1時間55分(+40分) 気温 平均マイナス5℃
タイヤ空気圧 1.8ber
ウェア ファイントラックメッシュタンクトップ モンベルジオラインMW長袖 GORE長袖ジャージ裏起毛 鎖骨肋骨プロテクターベスト ウィンドブレーカー薄手 (自走時、ユニクロウルトラダウン) スキン裏起毛タイツ パット付き短パン メリノウールソックス
小物類 ネックウォーマー 肘、膝プロテクター ウィンドストッパーグローブ トゥカバー
#ウェアリングはちょうどよかった。汗抜けの良さと薄手の重ね着で保温を重視、プロテクターも重ね着の1枚になった。手先と足先の冷たさは対応必要。いざレースが始まったら足先の冷たさは気にならなかったけど、やっぱりトゥカバーでなくシューズカバーがあるとよかった。
事前補給 起床後おはぎ2個、コーヒー レース前にサンドイッチ2切れ、チーズケーキ、パワーバーのチョコウェハース半分、野菜スムージー
飲料 ハイドレーションに1リットル(グリコBCAA+クエン酸) ボトルに水1本
#レース中にハイドレーションから3口ほど飲んだだけ。
持参補給食 ひとくち大福4個 ミニ大福2個 フレームバッグに入れる。 バックパックにあんドーナツ1個、ゼリー1個
#結局、レース中は補給必要なし。お腹は空かなかった。けど、走りながら固形物は食べる気にならないなーと思う。5月の時も固形物は食べる気にならず、で、それは気温のせい(暑い)かと思ったど、寒くても同じ?走行中の負荷が強いから?走りながらの補給はやっぱりゼリーとかジェルがいいのかも。
外は氷点下であろう王滝村で車中泊。
氷点下対応シュラフのおかげでぐっすり熟睡。寒さは感じず。
スキー場での車中泊は時々寒くて目が覚めてたから、やっぱりスキー場の夜ほど寒くないのね
4時きっかり起床。行動開始。
予定では1時間で準備して、5時にスタート地点に向けて出発、のつもり。
レーススタート時刻は7時、42kmスタート地点まで11kmの距離を自走しなくてはならない
外はもちろん夜明け前の真っ暗。そして昨晩と比べ物にならないくらい寒い・・・
でも、空は満天の星!!! すっごーーーーぃ。感動。
トイレを済ませて、おはぎ2個食べて、コーヒー飲んで、日焼け止め化粧して、着替えて、
ハイドレーションとボトル準備、バイク準備・・・
1時間ではここまで準備しきれず。 これだけの準備に1時間半はみとかなきゃいかんな・・・
予定より40分遅れの5時40分にスタート地点へ向けて自走出発。

走り出して、体はさほど寒くないけど、やっぱり冷たくなるのは指先、足先。
ウィンドストッパーのグローブだけでは指先が痛くなる、
メリノウール靴下とトゥカバーだけでは足先冷たい・・・
本当はスキーの時に使うインナー手袋(モンベル ジオラインの薄手の手袋)と、足指サック(保温用)を
持っていかなきゃ、と思っていたのに 忘れてきたのが失敗・・・
じっとハンドル握ってるだけだと、どんどん指が痛くなるので、
手をグーパーグーパーしながら走る。
そうそう、自走区間でのビックリ!だったこと。
途中まだ暗闇の中、前を行くバイクに追いついた時のこと。
追い越し様、ぇえ?!?! 前輪がない!!!
まるで、人の足がない!幽霊?!か?みたいに驚いて
思わず「ひゃあー?!」と 素っ頓狂な声を上げてしまう。
なんと、前輪がないのではなくて一輪車! マジで?マジで?まじで?
これで、あのオフロードを?上り下りを行くの??? と なおビックリ。
あとで調べたら、一輪車で出走してる人、いつも数人いるらしいんですねーー
普通にMTBで完走するだけでも大変なコースだと思うのに、すごい人たちってまだまだいるなぁ。
スタート地点までの自走中に夜が明ける。
6時20分ごろ、スタート地点に到着。
スタート40分前なので、もうスタート列最後尾かと思いきや、まだ20人ほどの並び。

ここで さらに事前補給。
サンドイッチ2切れ、チーズケーキ、パワーバーのチョコウェハース半分、野菜スムージー
スタート10分前に 自走区間に着ていたユニクロのウルトラダウンジャケットは脱ぐ。

今回、寒波接近で各部門ともコース変更。
100km、120kmは松原スポーツ公園をスタートした後、1周回18kmを5周回する周回コース。足切りタイムあり。
42kmは 滝越〜国民の森〜周回コース合流してのゴールの24km。制限時間3時間。
スタート前MCのお姉さんから
「コースの一部に積雪、凍結があるそうなので、十分気をつけて・・・」とのアナウンスがある。
私の頭の中では、なぜか「コースの一部」=「道の一部」に変換・・・(汗;)
道の一部に雪や凍ってるところはあるけど、そこを避けて走ればずっと地面の上を走れるもの、と思っていた。
7時ちょうど、スタート。 スタート時の気温はマイナス3℃。
1kmほどのパレード走行後、リアルスタート。
コース短縮で距離が短くなったせいか、
前回よりもパレード走行区間でグイグイ前に出てくる人が多くて、少しビビる。
パレード走行区間で鉄人から少し離れてしまって、リアルスタート。
すぐに上り区間。しばらくアスファルト上だけど、満載の落ち葉。
落ち葉は凍っているらしく、落ち葉を踏むとカサカサでなくてカリカリ・・・
上りのままオフロード。すでに鉄人の姿は全くなし。 寒ければ寒いほど上りは速くなる鉄人(汗;)
少しペースを上げて上りたい。
けど、前、横、後ろと近くに人がいて、ちょっと蓋されちゃった状態。
普通だったらパスしていこうかな?と思うところだけど、地面の土が凍っているので、
周囲に迷惑をかけずラインを変えてパスできるか自信がない・・・
無理せず、安全にいこう、と 前の人にしばしおとなしく付いていく。
どんどん上っていくと地面が薄っすら白くなり・・・
そして、気がついたら目の前が全部真っ白。路面、辺りの風景、全部が銀世界。
えーー? コースの一部(道の一部)だけ雪じゃなかったのーー???
コース全体の一部コースは雪、凍結、で 間違いありませんww
積雪5〜6センチくらいの路面を進む。
いやぁーー これって もしかして初のスノーライド?!?!ヽ(≧∀≦)ノ
滑るけど、フラフラしてるけど、楽しいーーー!
な〜んて、嬉しくてニソニソしながら上っていたら、前方の路肩に停車中の鉄人の姿。
「そこー、滑るよ! 降りた方がいいよ!」と。
緩い上りのカーブ、どうやら積雪の下がアイスバーン。
鉄人、そこに思いっきり突っ込んで大転倒したらしい。 レーパンが少し破れていた
それにビビってすっかり意気消沈、レースモードも吹っ飛んで私を待っていたらしい。
まだまだ続く上りの雪道。
なんだか変速がおかしい。
手がかじかんでいて指に力が入らないせいかなーと思って、
手のひらで変速レバーを押してみたりするけど ギアがうまく変わらない。
いやー?これって、もしかしてディレイラーが凍ってたりする??
そして、全然飲みたくはなかったけど、義務的にハイドレーションの飲料を飲もうと
ホースを口にしたら・・・ 出てきたのはシャーベット!ビックリ。凍ってる、やっぱり。
けど、体は全く寒くなく(暑くもなく)、指先は冷たかったけど、足先は大丈夫。
ウェアリングはちょうどよかったなーと思いつつ。
積雪量が10センチくらいになったかなーというあたりで、下り区間へ。
うそーーこのまま雪道をダウンヒルかーー 当然だけど。
前ブレーキは握らないよう、慎重に慎重に下る。 あまりにもゆっくりでバンバン後ろから抜かれるw
遠目に冠雪の御嶽山が見える。この辺りは手つかずの自然が満載、絶景。感動。
と、また前で 鉄人、滑って転倒ー 積雪の下にあるアイスバーンは わかんないから恐怖w
それを避けようとして自分も ツルーン、横滑り、転倒。
後ろから勢いよく突っ込んできた人がすぐ横で転倒。
なんだかコケても笑ってしまうのは 雪上のせいか?ww
その後も道幅いっぱい一面アイスバーンの箇所も。数十メートル、押し歩きでそろそろと下る。
歩いていても滑って転ぶ。 自転車とともに滑り落ちていく人も(汗;)
走行中の写真は1枚も撮影できなかったので、雪景色のコースの様子、雄大な絶景は、
こちらの参加者さんのブログで。
積雪区間を通過して残り10km強。
もう積雪はないけれど、ぬかるんだ箇所と凍ってる箇所が混在する土や石ころ路面。
あとは長い上り、下り区間はなくて、
アップダウンを繰り返しながら徐々に標高が下がっていく筈。
淡々と走って、ゴール手前の数キロ下りでは バンバン抜かれて(笑)
ゴール近くまで戻ってきたら、
日差しがあったかくて終わりがけの紅葉があって晩秋の様相。さっきまでの冬景色が嘘のよう。
9時少し前、無事ゴール! あーー楽しかった!
あれだけの積雪、凍結路を走るとは思っていなかったけど、
長い上り下りは1箇所だけ、距離も24kmというのはあっという間な感じで
コースプロフィール自体は優しいコースだったのかなー、という感じ。
もうちょっと走りたかったなー。
リザルト見ると、42km部門は実際、DNFや制限時間オーバーはゼロ?
逆に、コース変更で難度が上がったのは100km/120km部門。
脚切りDNFも多くて、完走者はたった45人だったらしい・・・ 完走率30%いかない?
ゴール地点から松原スポーツ公園まで数キロ?自走で戻る。
時刻はまだ9時前。
なんだか早くに終わっちゃったなぁ。
でもこれでゆっくり温泉入って美味しいもの食べて帰れるぞ♪
でも その前にバイクの後片付け・・・

ドロドロ・・・というか、泥が凍りついてる(汗;) なんだか鍾乳洞のようw
フレームのひっくり返すと・・・

小さなツララが できていた(驚)
いやーやっぱり氷点下ライドだったんだなぁ。
自転車片付けて、着替えて、リザルトを確認しにメイン会場へ。

地元のお母さんたちが大鍋に豚汁を作ってくださって振舞ってくれてた。
冬のSDA王滝ならでは、のことかな?

あぁ、そういえばリザルト。
今回も コケず怪我せず完走目標、雪道は慎重に走っていたので
タイムや順位はあまり気にしてなかったけど、
全体の3分の1くらいでゴールしていた模様。
出走人数が少ない女子では表彰していただける順位に。
表彰していただけることは幸せなことなんだけど。


ゴールしたのが9時で、レース終了が10時で、表彰式がこの時間、というのは
正直ちょっと辛かった。2時間以上することがなくて待ちぼうけ。
寒いし、雪はちらつくし、お腹が空くし。
何度も 「もう帰っちゃおうかー」って思う。
でも、こーゆーお腹空き状態で待ちぼうけ時間って、いかんですねー
鉄人の「(私に)合わせて走ってるのに、どーして付いて上ってこれんの?」発言で険悪状態に。
レースモードで走りたかったのに 雪道でひどくコケて気持ち凹んだ鉄人と
初のスノーライド、楽しかったー、無事完走できてよかったーーの私との間に なんだか温度差あり。
そんなこんなあって、ビミョーな気分で表彰台。

王滝村を後にしたのは、もう14時過ぎ。
帰宅があまり遅くなれないので、温泉はあきらめて とにかくお腹だけは満たしたい。
お腹空いてると ろくなことないので。
帰宅途中の道の駅で遅い昼ご飯。
お蕎麦とすごく迷って、でもやっぱりガッツリ食べたくて ボリューム満点の山賊焼き定食。

鉄人がオーダーしたW丼(ソースカツと山賊焼き)

お腹が満たされて やっと気分が落ち着いた、かな。
その後にも もう一波乱あったけど。
24kmの距離では やりきった感が少ないのが 険悪ムードを助長させる原因だったかも、お互いに。
なんだかんだ言っても、やっぱりMTBって面白いし、カッコいいし。
そして、SDA王滝、走ってる時はきっついなーって思うけど、
終わるとまたチャレンジしたくなる。中毒性あるなぁ(笑)
それに 王滝村とか御嶽山には思い入れがあるってのもあるかな?
まもなくスキーシーズンで通います。
冬のSDA王滝は最初で最後の可能性高いので、
この貴重な機会に出走できてよかったなーと。
この冬もぼちぼち走り込んで、来年春の王滝につなげたいなー 頑張ります。
今日の記録(GIANT FATHOM1)
距離23.66km (+11.3km*自走分)
移動時間1時間55分
高度上昇値691m
(標高1058〜1468m)
平均気温マイナス5℃(マイナス8〜マイナス3℃)
消費カロリー669C
装備、補給の備忘録。
距離24km(+11km) 時間1時間55分(+40分) 気温 平均マイナス5℃
タイヤ空気圧 1.8ber
ウェア ファイントラックメッシュタンクトップ モンベルジオラインMW長袖 GORE長袖ジャージ裏起毛 鎖骨肋骨プロテクターベスト ウィンドブレーカー薄手 (自走時、ユニクロウルトラダウン) スキン裏起毛タイツ パット付き短パン メリノウールソックス
小物類 ネックウォーマー 肘、膝プロテクター ウィンドストッパーグローブ トゥカバー
#ウェアリングはちょうどよかった。汗抜けの良さと薄手の重ね着で保温を重視、プロテクターも重ね着の1枚になった。手先と足先の冷たさは対応必要。いざレースが始まったら足先の冷たさは気にならなかったけど、やっぱりトゥカバーでなくシューズカバーがあるとよかった。
事前補給 起床後おはぎ2個、コーヒー レース前にサンドイッチ2切れ、チーズケーキ、パワーバーのチョコウェハース半分、野菜スムージー
飲料 ハイドレーションに1リットル(グリコBCAA+クエン酸) ボトルに水1本
#レース中にハイドレーションから3口ほど飲んだだけ。
持参補給食 ひとくち大福4個 ミニ大福2個 フレームバッグに入れる。 バックパックにあんドーナツ1個、ゼリー1個
#結局、レース中は補給必要なし。お腹は空かなかった。けど、走りながら固形物は食べる気にならないなーと思う。5月の時も固形物は食べる気にならず、で、それは気温のせい(暑い)かと思ったど、寒くても同じ?走行中の負荷が強いから?走りながらの補給はやっぱりゼリーとかジェルがいいのかも。
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